Frontier Robotics - ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン

Frontier Robotics

研究領域

状況に応じた自律性を持つ複数の協調ロボットによる人の身体の拡張

"人々の生活の可能性を広げるロボット"

HRIのグローバル研究構想の一つであるFrontier Roboticsでは、ロボットが人の活動を支え、人の活動を拡張するインテリジェント・サイバー・フィジカル社会(ICPS)の実現にむけて研究を進めています。ICPSのコンセプトにおいては、家や公共の場で高速なネットワークに接続するさまざまなロボットが人と共に活動することで、人々が時間を有効活用し、自身の限界を広げた活動を可能にし、加えて感情的なサポートを行うことを手助けします。

HRIのFrontier Roboticsでは、ロボットを遠隔操作されるアバターであると同時に自律的な知能ロボットであると考えています。

ロボットは、人の意図や感情の理解を通じて、人々の傍らで人と協調して活動し、またネットワーク越しに実世界で人の能力を拡張する存在になります。人と一緒に働き人から学ぶことで、ロボットは人の信頼を得る存在となり、より人の役に立つ存在になっていくと我々は考えています。

HRIは、自律的な協調ロボットが人々の身体的・精神的・感情的な活動のサポートをすることによって、人の生活における大切な活動において、友達や家族そしてコミュニティと共に活動するより多くの時間を過ごすことを可能にし、人の生活の質を向上させると考えています。

  • Empower

    遠く離れた場所でも
    やりたいことができる

  • Experience

    大事なアクティビティーに、
    もっと時間を使える

  • Empathy

    傍にいることで
    心の支えになれる

人の傍で活動することができるロボット

予想外の状況に対応できる

人の生活する環境の中で活動するロボットには、想定と異なる状況に対して対処できる能力が必要となります。

人や環境とロバストに接触できる柔らかいロボット

ロボットが不意に人や環境と接触すると、ロボット自身や環境が壊れたり、転倒して人に怪我をさせてしまう可能性があります。
HRIでは、ロボット自身に柔らかさを持つ新しいハードウエアと制御の研究を進めています。

とっさの状況判断で適切な動作を選択

人は突然の状況変化に対して、過去の様々な経験をもとに、とっさに対応しようと適切な行動をとることができます。
例えば、ロボットが人や環境に意図せず接触したために倒れそうになった場合に、環境に手を着くなどして転倒を防ぐなど、HRIでは、ロボットが状況の変化を認識して、適切に対処する動作を瞬時に生成できるような研究に取り組んでいます。
最近では、深層強化学習を用いた運動学習なども取り入れながら研究を加速しています。

歩行中に人とぶつかっても倒れない

歩行中に人とぶつかっても倒れない

人の意図を理解しサポートする自律・遠隔操作ロボット

操作者の意図を理解して違和感のない遠隔操作をアシスト

人がロボットをスムーズに遠隔操作することは、ロボットから人に伝わる情報の遅れや、ロボットと人の構造の違いなどから非常に難しいです。
HRIでは、ロボットが操作者の意図を理解し、人が行おうと考えている作業を先回りして自律的に行うことで、違和感を軽減する遠隔操作の実現に向けて、研究に取り組んでいます。

人の動作を理解して、人をフィジカルにアシスト

ロボットは、人の手を取って立ち上がるのを手伝ったり、人を支えて歩くなど、人の動作の状態を理解しながら、人の動きに合わせてしなやかに動作することが求められます。
HRIでは、このような機能の実現を目指して、新たな研究をスタートしています。

人の動作をスムースに手助け

人の動作をスムースに手助け

研究プラットフォームとしてのロボット

研究プラットフォームとしてのロボット